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ヨーキーファンシャーの皆様の前で、今更此処で詳しくヨーキーのことを
お話するまででもないとは思いますが・・・・
私が長年たずさわって感じた事などを交えて綴ってみます。
ヨークシャーテリアは「動く宝石」と言われておりますが
その所以は、あの長く流れるような被毛とコートの毛が美しい光に
あたってきらきらと光るダークスティールブルーのボディと
フォールからは透き通る5シリングの金貨のようなゴールドの光が
ゆらゆらとなびきながら走る姿は、まるで光の融合を思わせるような
イメージを動く宝石に例えたのでないかと思います。
ヨークシャーテリアは、今から130年ぐらい前に
イギリスのヨークシャー地方で誕生したわけですが
このヨークシャーテリアの祖先犬は、スカイテリア・エアデールテリアなどが
関与し昨今に至ったと言われております。
毛質の改良にマルチーズなど交配して昨今のような美しいコートに
なったとも言われております。
1861年に初めて展覧会にヨークシャーテリアが姿を見せたのですが
その時は、まだ「ヨークシャーテリア」というように犬種名で
呼んでいなかったと聞いたことがあります。
1950年代になってから日本には上陸し、それからは
色々と思考錯誤し先人達は、愛情と汗と涙のご苦労をもって
今日の素敵なヨーキーに改革なさってこられたのでしょう。
こんな素敵なヨークシャテリアに創り上げて来てくださった
その先人の方々に感謝を申し上げる次第です。
この長い歴史を経てきたイギリス系のヨークシャーテリアは
ブレイアスビル系とオズミリオン系に大きく分けると
この2つの流れになるようなのですが
性格は、血統によっても大分違うように思いますが、
平均的には、オーナーの心をいつも読み取って
いつも一緒にいる人間様には常に気を使い
明るく俊敏で気質は、安定して勇敢です。
比較的 長生きで、毛が抜けず体臭も少なく マナーが入り易く
知的なヨーキーが多いので JKCなどでは、ここ数年いつも上位に
ランクアップされるのは、このヨーキーがいかにおりこうで飼い易いか
裏付けているものと思います。
又 最近は、特に小さめなヨーキーが大変もてはやされておりますが、
ヨークシャーテリアは、成犬になって３．１ｋｇまではJKCスタンダード
として公認されております。
毛質･構成・などは皆さんスタンダードに近いものを望まれる方が多いのですが、
大きさとなると小さめのヨーキーを好まれる方が昨今は多くなりました。
私がお薦めするサイズは、２・０ｋｇ前後が1番色々な意味で
良いのではないかと思います。
大きすぎても小さすぎても問題は残されますが
ただ どんなご家庭環境で飼われるかによって
お選びになられるといいと思います
小型でかわいくてコートが綺麗でお手入れし易く
最高のおとなしい健康なヨーキーは、
『家庭犬』としてこれからもよきパートナーであり家族の1員として
ハッピーな毎日が約束されることと思います！！
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